説明
目次
巻頭漫画
- 今日マチ子「破滅ちゃん」
海外文芸誌特集「Zine of the World」
【USA】
- 「ザンガーラ」アル・ブリアン(訳 サクオ・アングロ)
【England】
- 「恐怖の一夜漬け」ダレン・R・パートリッジ(訳 サクオ・アングロ)
【France】
- 「死んだ音節ゲーム」マリ=ピエール・ヴィナス(訳 己戸春作)
【Other】
- 「アメリカ同人誌『THE2NDHAND』編集長インタビュー」手嶋淳
- 「英語でお願いします〜イギリス文芸誌の現状とLulu.com〜」高橋文樹
- 「現代フランス文芸同人誌紹介」流樹 & 己戸春作
- 「Little Magazineからe-zineへ —オーストラリアの文芸誌—」エテ子&齋藤・アクセル・しゃけお
- 「世界のZINEに触れて」手嶋淳
創作
- 「きちがい病院」ほろほろ落花生
- 「リモート・エンドロール<ルポ 抽選会制度>」アサミ・ラムジフスキー
- 「アルコールの神様」青井橘
エッセー
- 「伊藤整、のち破滅派〜仙台講演を終えて〜」高橋文樹
掌編競作「失われた破滅を求めて~プルーストのように~」
- 「世界のための虹作戦」大谷マサヒロ
- 「結晶作用」手嶋淳
- 「運命の彼女」今川久古
- 「落葉の跡」竹之内温
- 「しょうゆラーメン」中村斎
4コマ漫画
- 「HELLO!ぺてぃー」タイツ
挿画
- 表紙:福永大介
- 挿絵:塩野ひとみ
- 挿絵:城野良子
mineyama –
筒井康隆の『大いなる助走』を読んで地方の文芸同人に興味を持っていたのですが、たまたま高橋さんのブログで仙台の講演の記事を読み、こちらの号にエッセーが載っているということで購入しました。エッセーには「詳しくはウェブで」と書いてあったのですが(笑)、海外の文芸同人事情の特集がとても面白かったです。これと同じように日本の文芸同人特集なんかもあったら読んでみたいです。
また創作の数々もレベルが高く、楽しめました。
それにしても高橋文樹さんの文章力はさすが新潮新人賞受賞作家(であってましたっけ)ですね。今回ご本人の小説はなかったと思いますが、イギリスの特集の文章ですでになんかこうクるものがありました。「あ、やっぱちげーな」みたいな。
今後も破滅派に注目しております。文学フリマなどでまた他の号も入手したいと思います。
また、迅速な通販のご対応、ありがとうございました。あまりにも速くてびっくりしました。