説明
[3・11震災特別企画]国家の終りとハードグリルド・アトミックビーフ
折しも、放射能汚染によって牛肉の出荷規制がかかった頃、仙台の破滅派同人(被災者)から届いた一通の手紙。「肉を手に入れたんですが、食べに来ませんか?」内部被爆を希望する破滅派同人二名による東北訪問ルポルタージュ。
アトミックBBQ / 高橋文樹
仙台〜女川原発〜福島第一原発まで行って肉を食べるそれだけの話です。己の無力と向き合いつつ、多くの写真を交えてお送りいたします。
最古の晩餐――断層をめぐる断想 / アサミ・ラムジフスキー
放射能汚染された(と認定された)肉はどんな味か? 美食という観点から深い考察を繰り広げたエッセーです。
[音楽祭「破滅フェス2001」リポート]
破滅派初の音楽祭破滅フェスのリポートです。当日は台風直撃でほろ苦い思いでを残しましたが、多くのものを得たというビルドゥングス・ロマン風の仕上がりになっています。七号+CDと併せてお読みください!
DIYとかそういう感じの時代 / 元エマニュエル・イタ子
王蟲の入滅ジャーニー / 王蟲妊娠教
[独立国家ケーススタディ]
世界の独立国家はどうなっているのか? とりあえず実例を集めてみました。
SAWA SONIC 〜沢田マンション訪問記〜 / 手嶋淳
四国にあるDIYの極地沢田マンションに同人手嶋淳が突撃。実家に帰省するついでに行って来たみたいです。
国境線 / 手嶋淳
世界には勝手に独立国家を名乗っている団体がたくさんあります。そうした国家をピックアップしつつ、メールインタビューを敢行。シーランド公国から破滅派に届いたメールの中身とは!?
[掌編競作]国家元首にだけ許された秘密
国家を特集ということで、国家元首を主人公に据えた小説を公募しました。
緒の国 / 青井橘
断絶しながら繋がる小さな島々。一つの島を統べる者は選ばれた人間だった。彼らもまた絶たれながら結び合おうとしているのか。分裂した場所に浮かぶ人間の孤独と共存。
優しき権力者の独白 / 佐川恭一
国家元首を主人公に据えるという条件に合わせて最初の一行を決め、後は勢いで一気に書きました。勢いを失わないために聴いていたのは初期のXJAPANです。
雲を掴む日 / アサミ・ラムジフスキー
「王国へ行ってくる」――そう言い残して旅立った彼と、ついていけなかった私。深夜ラジオから流れてきた歌詞もわからぬ音楽が、離れた二つの矢印を十年ぶりに交差させる。
[創作]
夜の機械 / 竹之内温
ここにはいたくない。私はもう、あの場所に戻れないのかもしれない。これから向かう場所はどんなところだろうか。私はそもそもどこにいたいのだろうか。
[連載漫画]
破滅ちゃんと堕落くん / 今日マチ子
言わずと知れた今日マチ子先生の大人気破滅ちゃん漫画ですね。破滅ちゃんが掲載された作品集も絶賛発売中です!
てん・てん・てんし / 小田ロケット
「Hello! ぺてぃ」で破滅派にシュール・ギャグの風を吹き込んだ小田ロケット先生の新連載! 天使の派遣社員みたいなのがお仕事します。
菱川拓郎 –
「国家の終わりとハードグリルド・アトミックビーフ」刺激的なタイトル。面白そう。